最初なので、何を書こうか悩みましたが、これにしました
「学びとつながりの場」の目的にもつながるテーマを選びました
今の社会では、受験戦争を戦い、いい学校に行って、いい会社に入って、出世して、いい給料をもらって、社会的に認められることが勝ち組とされます
昔と比べると、少しずつ社会の変革の兆しは見えますが、まだまだそれがベースの社会だと思います
高度経済成長期ならば、それで良かったのかもしれません
でも、物質的に豊かになった現在、それでは心が満たされ、幸せを感じることが出来ない人が増えていると思います
僕もそんな人生を送ってきました
二浪して大学に入り、獣医師になって、開業して、病院が大きくなりました
順風満帆に見えるかもしれないですが、病院が大きくなり、スタッフが増えるにつれて、悩みが増えて、不幸になっていった気がします
ストレスがピークに達し、このままでは身体も心ももたないと思い、解決するために色々なことを学び、ようやく出口が見えたのが去年のことでした
このように、社会に適合するために、知識やスキルを磨き、歯を食いしばって頑張り続けるのが「適合期」です
適合期は言い換えると、本当の自分を隠すために、鉄の鎧をまとう時期、理想的な自分を演じる時期だと言えると思います
でも、ストレスがピークに達するなど、何らかの理由で立ち止まり、このままでは自分自身が壊れてしまうという転機を迎えます
「統合期」は、その転機を迎え、「適合期」を抜け出し、鎧を脱いで、本当の自分に帰っていく時期です
僕はまだ統合を果たした訳ではないので、統合期を実体験を通して語ることは出来ません
なので、うまく伝えられないかもしれません
僕ならの言葉で「統合期」を表現すると
何とかして解決しようとするよりも、自然の流れに乗るという感覚、腹落ちするという感覚を元に意思決定する時期
外からの評価ではなく、内から湧き起こるもの大切にする時期
怖れを回避するために未来のことばかりを気にするのではなく、今ここを味わう時期
力が抜け、子供に戻っいく時期
というようなイメージです
適合期を終わらせようと決意した昨年には、事業の拡大路線をやめました
そして、身体を酷使して働くのをやめ、家族との時間を大切にし、やりたいことをやろうと思いました
やりたいことの一つが、この「学びとつながりの場」です
本当の自分がやりたかったことは、動物病院の事業を拡大することではなく、「場を作ること」であり、「人の成長を見届けること」でした
僕自身は自分の内から湧き起こる動機から、この場を作りました
第一回セミナーをやり遂げた後は感無量でした
「やっぱり、これがやりたかったことだった」と確信しました
なので、もちろん、今後も継続していきます
なぜなら、僕自身の心が豊かになるからです
ぜひ、あなたも「学びとつながりの場」に参加してみて下さい
そして、共に学び、僕たちとつながり、豊かな時間を過ごしていただきたいです
代表
水越健之